ブログ

ホームページを作って１か月以上経ち初ブログです。

この１０月から新たにベースアップ等支援加算を頂くことになりました。これで職員の処遇改善に関する加算は３つ目になります。福祉の仕事は３K（きつい、汚い、危険）で低賃金というのが世間の常識になっていて、高齢化が進む現状に国も危機感を覚え対処してくれているという現状です。これは、純粋に職員のために使う加算ですので経営者（役員）に使うことは許されません。ただ、私は４年前まで社会福祉法人の入所施設で施設長をしており、しかも理事（役員）だったのですが、処遇改善手当を頂いていました。やっかみかも知れませんが、社会福祉法人は世間を賑わせている統一教会のような宗教法人と同じく税制優遇されている上、いろんなことで大目に見てもらっているような気がして「いいなぁ」と指をくわえています。

また、幾たびかの再提出を経て、特定事業所加算（訪問介護）も頂くこととなりました。加算を頂く上で職員研修が重要になるのですが、これはコロナ禍以来主流となっているリモートを取り入れ、なかなか立派な研修体制が整ったと自負しています。新聞沙汰になるような虐待事案が起こった時など必ず行政の監査が入るのですが、結局、特効薬があるわけではなく「研修をしなさい」ということに落ち着きます。本来、研修は言い訳のためにやるのではなく、自己研鑽して見識を高めることに意義があるのですが、虐待発生時の取り繕いのようなことになっていることは寂しい限りです。マロン鎌倉の職員には是非研修で見識を広めてもらいたいと思います。